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うれし///はずかし///朝帰り///
「あの日の夜をもう一度」の続き…というよりおまけです。

短いです。

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・・・・・・・・・・・・

2月だっていうのに、今日は何だか暖かく感じる。
昨日は結構風が強かったけど、今日はほとんど吹いていない。そのせいもあるんだろう、けど。

ふと、通りかかったお店のショーウィンドーに映る自分の顔が目に入ってきた。

あ……やっぱり、火照ってる?
寒くないのは、そのせいかな……。


昨日――バレンタインデーの夜。
あたしは初めて、入江くんのマンションに泊まった。

帰らない、って言ったのはあたし。
いつもみたいに送るって入江くんは言ったけど、あたしは帰りたくなくて……もっと一緒にいたくて。

そして。

もっともっと入江くんに近づきたくて――



わああ、ダメ。
昨日のコト思い出しただけで、もっと赤くなっちゃうよ。
あー、暑い熱い。

あ。
何だかまぶたもちょっとむくんでない?もう一度ショーウィンドーに映ってる自分をまじまじと見てしまう。
うーん。髪もアップにしたけど、いまいちな気がするし。
それだけじゃない。
昨日までの自分と、何かが違う気がする。



お日様が少し高くなってきて、アスファルトを照らしている。
こんな時間に、家に帰るなんて初めてかも。


そう。
今、あたしはいわゆる朝帰り、をしている――





人が見たら、こいつ朝帰りだなってわかるかしら。
うう、それってかなり恥ずかしくない?
何だかすれ違う人の視線が気になっちゃう。


入江くんと、その……そういうことになって、すごく嬉しいんだけど。それはもう、本当に嬉しいんだけど。
何だかすごく恥ずかしい気もして。
入江くんの顔とか、声とか。
ふと、リアルに思い出しちゃったりして。

キーッ!

ぼーっと歩いていたら、赤信号に気づかなくて、走ってきた車が急ブレーキ。うわっ、危ない。

もう1回事故に遭って、また意識がずっと戻らなかったら嫌だもん。入江くんと一緒にいられなくなっちゃうし……気を付けなきゃ。

うん、落ち着けあたし。
とにかく、ゆっくり歩いて帰ろう。
おばさん、何か言うかな……何て言うかな……

それに、お父さん。
あたし、どんな顔して会えばいいの?

わーん。どうしよう。
家に着くまでに落ち着かなくっちゃ。







ゆっくりゆっくり歩いて来たんだけど。
ついに、家に着いてしまった……
ど、どうしよう。
とにかく落ち着いて。
ふう、と深呼吸してから、玄関を開ける。
滑り込むように中に入ってから、そっとドアを閉める。そして、もう1回深呼吸して――。


「あら。琴子ちゃん。お帰りなさい」

「――!」

びっくりした。
振り返ると、おばさんがいつの間にかそこに立っていた。
静かに入ったつもりだったんだけど……あたしが帰ったの、わかったのかな……。

「あの、ただいま……」

あたしは何とかそれだけ言った。うう、でも言葉が続かない。
な、何かあるでしょ!こんな時間に帰ってきてる言い訳!
でも、やっぱり出てこない。

だって……さっきから、おばさんがじいっとあたしを見てるんだもの。
それこそ食い入るように、あたしの顔をみつめてるの。
な、何……?

「あ、あの……」

耐えきれなくなって、あたしが口を開くと、途端におばさんはにこっと笑った。

「ふふっ、琴子ちゃん。今日はいつもよりいっそうお肌も綺麗でつやつやねっ」

「はい……?」

「ホントよぉ。まるで輝くようだわっ。ふふ、素敵よ」

「……」

な、何だろうこのテンション。
おばさんの方こそ、見たことないくらいもの凄い笑顔なんだけど。

「あ、ごめんね。外、寒かったでしょう。早く上がって。……あ、そうそう、相原さんは仕事が大変みたいで帰ってきてないわよ。今、ちょうどシーズンですものね」

「そ、そうですか……」

「だから、まずはゆっくり寝ていらっしゃいな。きっと、寝不足でしょ。ふふっ」

「………!」

ものすごーく意味ありげな笑みに、あたしは思わず絶句した。
あ、あたし……
多分今、これ以上無理ってくらい顔赤いかも……

「あ、あたし、とりあえず着替えてきますねっ」

何だか居たたまれなくなって、あたしは急いで階段を昇った。

バタバタ………
バタン。

自分の部屋に飛び込んで、ドアを閉めて。

そこから、勢いにまかせてベッドにダイブする。

きゃーっきゃーっ!
は、恥ずかしいっ。
もうっ、おばさんったら……!

ひとしきり、ベッドの上で足をバタバタ。ごろごろ転がって。

ああ、後で会う時どんな顔すりゃいいの~っ!

ああ、何だか疲れた……
確かに、寝不足には違いないのよね……
入江くん、昨日あんなに……きゃっ///

ああ、だからそのリアル回想はダメなのよーっ!


そんなこんなで、ベッドの上でいろいろ思い出しては赤面したり、悶えたり。
そんなことをしてるうちに、あたしはいつの間にか眠ってしまっていた。

理美とじんこ、それぞれからの電話が鳴っていたことも知らず、あたしはすっかり深く寝入ってしまったのでした……。

目が覚めてから、二人に電話したら、ものすごい質問攻撃にあったのは……言うまでもない。




☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ

オチがなくてすみません……

ド/リ/カ/ム/のあの歌そのものの琴子ちゃんと目が三日月形の紀子さんが浮かんで、書いてみました。

このタイミングでしか書けないってことで、急いで書いたので文章が荒い……

原作では全くなかった恋愛期間、このシリーズではその醍醐味(?)をちょくちょく書いていきたいと思います♪


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Re: マロン様
コメントありがとうございます!

いえいえ、感想を聞かせていただくのはすっごく嬉しいです。

幸せだけど照れまくりながら帰る琴子の図がふと脳内に浮かんで書いてみました。
琴子にその歌もぴったりですよね。

確かに!紀子さんは、きっと眠れてないですよね。そして翌朝、今か今かと琴子の帰りを待ち構えていたのかと(笑)。

琴子を知ってしまった直樹^m^
きっと今まで以上に愛情を注ぐことでしょうww
そんな二人、またいつか書いてみたいと思います。


Re: たまち様
コメントありがとうございます!

1年前とは朝帰りの様子も全然違いますね♪
幸せなんだけど、照れまくってしまって・・・!な状況です。

紀子さんはきっと琴子の帰りを待ち構えていたと思います。確かに意気込み凄そう。
愛の魔法もそれはそれは強力だろうし、もう何も言わなくても伝わる伝わる(笑)。

はい、直樹はもう実家には寄り付かないと思います!
きっと紀子がカメラ隠し持って待ち構えているでしょうしね。

そして理美とじんこの取り調べカツ丼つき(笑)。
照れ屋の琴子は耐えられるのでしょうか・・・

紀子が広げるとなると、祝・初お泊り!って感じでしょうか。
二人には、プライバシーはないのね。(笑)
No title
琴子ちゃん!初めての、朝帰りで、てんぱちゃうのは、わかるけど?またまた、交通事故だけわ、気を付けてね、また❓そんなことに、なったら、入江君も、お父さんや、入江家の家族も、悲しむよ。
Re: なおちゃん様 
コメントありがとうございます!
きっと琴子は、普段にもまして危なっかしい様子だったでしょうね・・・しかし結構照れ屋さんですから、ふと思い出しては赤面したりしてどうしてもテンパってしまうんですね。でも、幸せな今だからこそ、もう一度眠り姫になるわけにはいかないし、帰るのに相当時間をかけて帰ったんじゃないかと思います。
プロフィール

あおい

Author:あおい
「イタズラなKISS」にはまり、妄想のあまり書いた二次創作小説と言う名の駄文置き場です。
ひそやかに、かつマイペースに更新いたしますので、温かく見守っていただけると嬉しいです。

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