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求めるものは
パソコン、復活しましたー!

ご心配おかけして申し訳ありませんでした。
そしてコメントいただいた方、ありがとうございました。
ようやく、まともにブログ運営できます。


少しずつですが、いただいたコメントに返信をしていきたいと思います。
家人がいないときに少しずつ書かせていただくので、ペースは遅いですけど、以前書いていただいた方は見ていただけたらと思います。
遅くなりまして申し訳ありませんでした。


そして、なんとなく妄想が浮かんで、お話が書けたので公開します。
本当に短いです。そして大したオチもありません。


お暇な方だけ、続きからどうぞ。



... Read more ▼
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ああ…
本当に疲れた…

俺は重い体を引き摺るようにしながらようやく家に辿り着いた。思うように動かない指で玄関のドアを開け、中に入る。

このところ妙に忙しく昨日も急変によって帰れなかった。その上、今日は手術が長引き10時間ぶっ通し。
考えてみると、今日は忙しすぎて座っている暇さえなかった気がする。
手術中はずっと神経張り詰め通しだったし……

ホントに研修医っていうのは、肉体労働だ。
今日はもう、何をする気力もない。
疲れ過ぎて、頭が働かない。早くベッドに横になって、ただただ眠りたい。

俺はやっとの思いで階段を登り、寝室に辿り着くと、ベッドに倒れ込むように横になった。


ああ。やっとゆっくり眠れる……


俺の意識は急速に睡魔に飲み込まれていった――






「…りえくん」

遠くから声がする。
俺を呼ぶ声。いつも耳に心地いい、実は聞くと落ち着く声。
そんな声もまた、今の俺には何ともいえず心安らぐもので。

――ああ。何だか、温かいな。ほわほわとした、柔らかいぬくもりが伝わってくる。

これは一体何だろう――?

頭の片隅でそんなことを考えたのも、ほんの瞬き程度のことだった。

あまりにも、そのぬくもりが心地好くて。
ずっとずっと、触れていたい。こうして、ずっとこの空間に浸っていたい。

俺は誘われるまま、微睡みの中をたゆたっていた――




「入江くん…」

…え……

意外に近くからそんな声が聞こえ、沈んでいた意識が僅かに浮かび上がった。

「入江くん、あの…」

「………」

うん。
やっぱり妙に近いな。
俺はようやく目を開け、…そして目を見張る。


「お前……何でここにいる?」

俺は疲れて帰ってきて、そのままここに一人で寝ていたはずだ。
なのに、何故俺の腕の中に琴子がいる?

「え…それは入江くんが、あたしを布団の中に引きずり込んだんじゃない」

「は?」

思わず聞き返す。

「俺はそんなことしてないぞ」

「し、したよ!あたし、ご飯できたから入江くんを呼びに来たらすっかり寝てて、起こそうとして体を揺らしてたらいきなり引っ張って、その…あたしを抱き締めて」

「………」

俺が?
こいつをベッドに引きずり込んだ?

……さっぱり記憶にない。つか、そんなことした自分が信じられない。


「でも…ちょっと嬉しかったよ、あたし」

そんな言葉に、俺が視線を向けると、琴子ははにかむような笑みを浮かべていた。

「うん、すっごく嬉しい~。入江くん、無意識だったんだね。何だか、そんな状態でもあたしをぎゅっとしてくれてたなんて。あたしのこと、こうしたかったの?」

琴子はそう言うと、俺の体に両腕を回し、ぎゅっと抱きついた。
そして、俺を見上げてくる。
ほんのりと赤い頬。
上目遣いで俺を見上げる視線。
まるで、俺の心を射抜くように。

「ね、入江く…んっ」

なおも喋り続けようとする唇を俺は自分のそれで塞いだ。

その一方で、自問する。
何やってんだ、俺…
そこまで疲れていたのか?
ああ、でも。
唇に感じる、柔らかい感触。
数日振りに、堪能していると、体の奥底から熱が沸き起こる。

おかしいな…
あんなに疲れていて、今日はもう、何もできないと思っていたのに。
なんでこんなことになってるんだろうな…。

いや、それこそ考えても無駄か。
どのみち、もう止められないし。
睡眠は充分取った。となれば、あとは他に足りないものを補わないとな。

「い、入江くん、だからご飯できたって…」

「…うん」

飯はそのあとでいいや。
それよりも、今は、心が、そしてカラダが欲するものを。

「琴子……」

「あ……」


そして、その後。
部屋には、俺たちの息遣いしか聞こえなくなった――




☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ


何のオチもなくてごめんなさい。
死ぬほど疲れていても、意識がなくても、直樹はいつだって琴子を求め、そして癒される♪
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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Re: マロン様
コメントありがとうございます!
なかなかお話を更新できなくてごめんなさい。


温かいお言葉、ありがとうございました。
最新記事にも書きましたが、うちの家族は幸いインフルエンザではなかったのですが、周りのお友達がかなりかかってしばらくは幼稚園のお休みも多かったです。

このお話は、普段クールな直樹の本能というか、深層心理というか、そういうのを書いてみたくなりまして。
疲れている時こそ、そういうのって出てきますよね。

特に研修医なんて激務をこなすには、琴子の癒しが不可欠なのでしょう。
(^^)
Re: たまち様
コメントありがとうございます!
はい、PC復活して良かったです。
ほんと、これが動いてくれないとストレスたまりますよね。

激務の研修医。
そんな日々、直樹が無意識に求めるのはやっぱり琴子なんですね。


> 琴子の様に普段から口に出さない分、気持ちが大きくなって、琴子効果は絶大だと思います( *´艸`)


ほんと、そうですよね。
素直に認めることはないんですけどね(笑)。


Re: 紀子ママ様
コメントありがとうございます!

なんぼでもいけます?それは良かったです。
(*^^*)

直樹はきっと、自分で思っているよりも琴子の存在に依存している部分があるのではないでしょうか。

そして、琴子はこんなこと無意識にされたら、嬉しくてたまらないでしょうね。


> ええ、種の保存という大義名分もありますから今夜は眠れない。

ふふ、直樹さん睡眠は取ったことだし後は本能のまま行動するのみです(笑)。
Re: りょうママ様
コメントありがとうございます!
返信が遅くなって申し訳ないです……


そうそう、直樹が食べる唯一の甘いものは琴子なんですね☆激務の研修医時代なら尚更です。
これでまた、明日からの仕事も頑張れますね🎵
Re: ののの様
拍手コメントありがとうございました!
返信が遅くなってしまってごめんなさい。

たまに甘いお話書きたくなるんですよね。

確かに、エネルギー補充のためのエネルギーは琴子の愛情ですもの、仰る通り無限大ですね。このあとはさぞ熱い時間が繰り広げられたかと思います(笑)。
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あおい

Author:あおい
「イタズラなKISS」にはまり、妄想のあまり書いた二次創作小説と言う名の駄文置き場です。
ひそやかに、かつマイペースに更新いたしますので、温かく見守っていただけると嬉しいです。

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